知っておきたい!がん治療の「寛解・完治・全治」を分かりやすく解説
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「がん」と診断された時、医師から告げられる言葉には専門用語が多く、不安を感じる方もいるかもしれません。
特に「寛解」「完治」「全治」といった言葉は、似ているようで意味が異なり、理解しにくいと感じる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、これらの言葉の違いを分かりやすく解説します。それぞれの言葉が持つ意味合いを正しく理解することで、治療への理解を深め、安心して向き合うための一助となれば幸いです。
・「寛解」とは - 病状の進行が一時的に止まった状態
「寛解(かんかい)」とは、がんの治療において、症状が一時的または継続的に軽減し、病状の進行が止まっている状態を指します。
しかし、これはがん細胞が完全に消滅したわけではなく、画像検査や血液検査などでも確認できないほど小さくなっている状態です。
寛解には、治療によって症状がほぼ消失し、
通常の生活を送ることができる「完全寛解(かんぜんかんかい)」と、
症状は残っているものの、病状が安定している「部分寛解(ぶぶんかんかい)」があります。
寛解状態であっても、定期的な検査や治療が必要となる場合が多く、再発の可能性もゼロではありません。寛解は、治療の一つの目標であり、患者さんにとって希望の光となるものです。
・「完治」とは - がん細胞が完全に消滅した状態
「完治(かんち)」とは、がん細胞が完全に消滅し、再発の可能性が極めて低い状態を指します。一般的には、治療後一定期間(5年や10年など)再発が見られない場合に「治癒」または「完治」という言葉が用いられることが多いです。
しかし、「完治」という言葉は、がんの種類や進行度、治療法によって慎重に使われるべき言葉でもあります。
なぜなら、がん細胞は目に見えないほど小さくなっても、再び増殖する可能性があるからです。そのため、医師は患者さんの状態を慎重に観察し、総合的に判断して「完治」という言葉を用いることになります。
患者さんにとっては、治療の最終的な目標となる言葉と言えるでしょう。
・「全治」とは - 病気や怪我が完全に治った状態
「全治(ぜんち)」とは、病気や怪我が完全に治癒し、元の健康な状態に戻ったことを意味する言葉です。がん以外の病気や怪我に対しても広く使われる言葉であり、機能的にも形態的にも完全に回復した状態を指します。
がんにおいては、「完治」とほぼ同義で用いられることもありますが、がんの種類や進行度によっては「完治」という言葉が慎重に使われるため、「全治」という言葉が代わりに用いられることもあります。
どちらの言葉も、治療が成功し、病気から解放された状態を示すものとして理解しておくと良いでしょう。ただし、がんの場合、再発のリスクを考慮して「完治」という言葉がより慎重に使われる傾向があります。
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・それぞれの言葉を正しく理解するために
「寛解」「完治」「全治」は、がん治療の過程や結果を示す重要な言葉です。これらの言葉を正しく理解することは、医師とのコミュニケーションを円滑にし、自身の病状を正確に把握するために不可欠です。
治療を受ける中で、医師からこれらの言葉を聞いた際には、遠慮せずにその意味や今後の見通しについて質問することが大切です。
自身の状態を理解し、前向きに治療に取り組むことが、より良い結果に繋がるはずです。医療者と患者さんがしっかりとコミュニケーションを取り、二人三脚で治療を進めていくことが何よりも重要と言えるでしょう。
免責事項
本記事は一般的な情報提供を目的としており、医学的なアドバイスを提供するものではありません。がんの診断や治療に関するご相談は、必ず専門の医療機関にご相談ください。記事の内容に基づいてご自身の判断で治療を行わないようお願いいたします。